コラム

通販でお取り寄せのもつ鍋セットを美味く食べれる下処理込みの簡単な作り方

楽天などのインターネットのお取り寄せグルメで人気のもつ鍋。
実際に購入したもつ鍋せっとを家で作っても美味しく出来るのか心配…。
いざ購入しても、生のもつを調理したことがなければ初めて作るときに大丈夫かな?と少し戸惑いますよね。

もつ鍋セットを買った時に一緒に作り方の冊子などが入っているのですが、美味しく作るコツが有るので書いていこうと思います。

通販のもつ鍋セットは、届いたスープを鍋に開けて切った具材を入れて火にかけて煮るだけで食べられるのですが、せっかくならベストな状態で美味しく食べたいですよね。
殆どの通販のもつ鍋はホルモンが冷凍の状態で届くので、ホルモンの解凍から下処理の方法、そして野菜などの他の具材の切り方のコツを紹介していきます。

もつ鍋を作るときの流れ

1.解凍する。
2.野菜を切る
3.もつの下処理・下ごしらえ
4.スープに具材をいれて火にかける
5.完成


ちなみに、スープから作るもつ鍋の作り方はココでは紹介していないので、クックパッドやラクシルなどのレシピサイトを見てみてくださいね。

お取り寄せしたもつ鍋セットを失敗せずに解凍し美味しく作るコツ

スープ・ちゃんぽん麺・もつ等、すべて前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移して解凍してから調理を始めてください。

届いたすべての材料は、作り始める前に解凍をしておく必要があります。
スープやちゃんぽん麺は解凍し忘れていても大丈夫ですが、ホルモンは冷凍したままで使ってしまうと
小さく固くなったりプルプル感がなくなったりして、もつ本来の食感や旨味が損なわれてしまいます。
前日から解凍し忘れた場合でも、その日の夜に食べるのであれば朝から冷蔵庫に移し解凍しても大丈夫です。

解凍するの忘れた!という方はコチラから。

●もつ鍋セットの具材を解凍し忘れた時の応急処置の方法。
・スープの場合 
→ 半冷凍状態のスープはそのまま鍋に移して使用してもOK
・もつの場合 
→ 流水で解凍する。
・ちゃんぽん麺の場合 
→ 調理し始めるときから冷蔵庫から出して台所においておけば、シメのときには半分は解凍されます。
※ちゃんぽん麺の場合は、お店によって冷凍のまま調理するところもあったり、茹でてから鍋に入れる方法があったりするので、各ショップのレシピを読んでから入れてください。

まとめ

もつの解凍の方法は、2種類。
1.前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍
2.調理の前に袋のまま流水にさらして解凍

注意!!!
解凍し忘れたからといって、間違ってももつを電子レンジでチンしたりお湯を使った解凍はしないでください。マズくなります。

具材の下準備のコツ

お取り寄せのもつ鍋に定番で、絶対入れたいもつ以外の具材は、キャベツ・ニラ・ごぼうのこの3つの野菜です。この3種類の野菜があれば、本場の博多もつ鍋の味を堪能することが出来ます。


野菜の下準備のコツは2つ。
1.小さく切りすぎないこと。
2.野菜を入れすぎないこと

1の野菜の具材が小さく細かいと、取り分けるときに具が逃げてしまい大変なのと、
口に入れたときのボリューム感が無くなってしまい食べごたえがしなくなってしまいます。
なので、キャベツは4センチ角くらいの少し大きいかな?と思えるくらいのざく切りに、
ごぼうもきんぴらごぼうを作るときのささがきよりも大きく長めにカットするほうが良いです。
ニラも5cmくらいの長さがあると食べごたえが良いです。

2の野菜を入れすぎないこと。は、ショップの口コミの中に少なからずスープの味が薄いという意見があったのですが、おそらくそれは野菜をたくさん入れたことによって薄まってしまったのでは無いかと考えられます。
もつ鍋の具材として、もやしなども追加していれても美味しいのですが、その時は少し薄まることを頭に入れておくといいですね。
逆に、味見の段階でスープの味が濃く感じる場合は水を追加するより野菜をたくさん入れて調整するとスープの旨味が増しますよ。

野菜以外に豆腐をアレンジして揃えておくと、より本格的になります。
お店によっては、豆腐が最初からセットされているところもあります。

お取り寄せしたもつ鍋セットは、すでにスープの味が出来上がっている状態なので、ニンニクはあえて入れなくても良いのですが、やっぱりにんにくの香りが効いている味は美味しさが増します。
ニンニクの風味を少し強めにしても大丈夫な方は、ニンニク一片スライスして入れてみてください。

もしキャベツが手に入らず白菜しかない!という場合は白菜で代用しても大丈夫です。
ただ、白菜は水分が多いのでスープが薄まりやすくなるのでその部分を考慮しておくと良いです。

もつの下準備のコツ

生のもつは、下処理しないでお鍋に入れて作って食べても大丈夫です。
多少脂っこい方が好きな方には、もつの下処理はしないでお鍋に入れた方が満足度は高いです。
ですが、もつ本来のニオイや脂っこさを少しでも取りたい方には下茹でをしてください。

沸騰したお湯にもつを、サッと10秒、普通に30秒、しっかりめで60秒ほど入れて、すぐにボールに取ります。ボールに氷水を入れて冷やす方もいますが、生のもつの場合は冷やさずに鍋に入れたほうが硬くなりづらいです。

もつの下処理のコツは、火を通しすぎないことです。
もつは煮えるのが早いため、お湯に入れたらなるべく早めにすくい上げてください。
なぜなら、この後にもつのスープに入れて煮込むので、煮れば煮るほど脂分が外に出ていき小さくなってしまうのと、腸壁の部分が引き締まってしいくことで弾力性が出て硬くなってしまいます。
もつ鍋の醍醐味は、もつの白い部分の甘味と旨味を食べることでもります。
なので、白い部分を残した状態で調理してください。

もし、もつだけをすくい上げる鍋すくいやカス揚げなどの調理器具がない場合は、ザルに茹でこぼしても良いです。

詳しいもつの下処理の仕方と時間
>>https://www.rakuten.ne.jp/gold/motunabe/yomimono/20160107_yude/

人気もつ鍋通販のレシピ動画でみる具材と調理方法

博多若杉のもつ鍋の作り方

博多若杉のオススメの具材は「キャベツ・ニラ・ごぼう」の3種類です。
下記に紹介している博多若杉の作り方動画の中では、この3種類の具材+豆腐を使用しています。
ごぼうの切り方が、きんぴらごぼうの様なささがきではなく、細長いそうめんのような切り方になっています。
ピーラーで皮を剥くように薄切りにしたら長細く切るのも簡単ですね。
お鍋の中に入れるので、取りやすい工夫なのでしょうか。

博多若杉のオススメの具材・量(2〜3人前)
・牛蒡(50g)
・キャベツ(300g)
・ニラ(100g)

博多若杉の作り方・野菜の切り方(下の方)
>>https://item.rakuten.co.jp/wakasugi/c/0000000154/

黄金屋のもつ鍋の作り方

黄金屋では「キャベツ・ニラ・ごぼう・豆腐」の4種類です
黄金屋の作り方の動画では、博多若杉と同じ野菜にプラスして豆腐が入っています。
ここで使われている豆腐は、木綿ではなく絹ごし豆腐のようです。
鍋に入れる豆腐といえば型くずれしにくい木綿かなと思いきや、絹ごしなんですね。

黄金屋のオススメの具材・量(2〜3人前)
・牛蒡(1/3本)
・キャベツ(1/3個)
・ニラ(1半束)
・豆腐(半丁)

黄金屋の作り方・野菜の切り方
>>https://www.rakuten.co.jp/motunabe/?iasid=07rpp_10095___eg-k0ghxhpx-2j-fc4a690c-61bd-4870-b6aa-175728d2c2b0